猛禽類、鷹を飼う話

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猛禽類、鷹を飼った話

もう30年近く前の昔の話である。仕事で東南アジアの国に赴任した時の話である。
日本では猛禽類、鷹等は保護鳥であり簡単には飼うことができない。
ある日サンデーマーケットと言われる日曜市に行き辺りを見て回った。 実にたくさんの物が売られており見るだけでも 楽しいものである。日用雑貨から衣類、台所用品、野菜、果物、電気製品、骨董品、絵画、犬猫、小鳥のペットから熱帯魚まで とにかく何でもある。デパートの比ではない。
書画、骨董に付いてはかなり怪しいとは言われているが・・・ 

写真は本編の鷹とは別ものです

ペットショップの前で足を止めた。
ひやかしに来ただけであり、別にこれといって買い物の目的があったわけではなかった。 犬、猫のペットショップの隣に小鳥を売っている店が出ていたのでそこで足が止まったのだった。 子供の頃小鳥を飼ったことがあったので小鳥に付いては興味があった。
色々と見ていたらかなり大きな鳥がいた。良く見ると鷹だった。とんびか鷹かまで種類は良く知らなかったが「トンビの胸は 茶色だろう」ということは知っていた。 で、胸の羽毛を良く見たところ白に近い色だったので、「これはトンビではなく鷹だ!」という ことで興味を持った。
小鳥を飼っていた子供の時分でも鳥類の王者である鷹を飼ってみたいという希望は持っていたためである。
中学校の頃の話であるが、田舎の山の中に岩山が有りある日の放課後鷹がその岩山の上を旋回しているのが見えた。しばらく見てると その鷹が岩山の中腹にすーっと飛び込んだのが見えた。
「絶対あそこに巣がある」と確信した。別の日にその岩山に登ることを決心した。
鷹が飛び込んだ場所は岩山の上部からは10mほど下の部分、下の土の部分からはおよそ20m以上上の部分であったので下からは巣が 有るかどうかは見えないので岩山の上に登ることにした。
放課後の話であり、岩山に登る道具など持ってはいない。
遠巻きして岩山の上にたどり着いた。鷹の雛が「ピーピー」鳴いているのが聞こえた。
「かなり近いところに巣がある」と確信して岩から身を延ばして下を見ると巣が見えた。が、雛までは見えない。もっと身をのりださないと 見えないが、それ以上身をのりだすと転落の恐れがあると思いその日はそれ以上のことをするのは止めた。
上空では鷹が旋回している。
「また、後で来よう」と考えたのである。
下に下りて来てから上を見上げると「あそこまで行くとはやばいことをしたものだ」と思い直した。
一週間か10日後に別のクラスの悪の仲間の一人が「鷹を取ってきてもらった」と言っていたのを聞いたのですぐに彼の家に行って 鷹を見せてもらった。
雛はとうに卒業していて羽もかなり生えそろっていたが未だ巣立ちには早いと思える幼鳥だった。
「どこから取ってきたのか?」と聞いたが彼はそれには答えなかった。
彼の家は砕石業を営んでおり作業員を4-5人使っていた。その作業員は僕が鷹を見た場所を毎日通って仕事場に行っていた。
「もしや、あの鷹では…」と思い学校の行き返りに自分が登った岩山を注視するようになったがもう鷹が上空を旋回しているのを見る ことはなかった。
「畜生、先を越されたか?」と思ったが後の祭りであった。

鷹匠にも大変興味を持っていた。
話はサンデーマーケットに戻る。
すぐに値段の交渉に入ったが何とか交渉が成立した。 驚くほど高くは無かったが安くも無かった記憶がある。
雛鳥であることは分かった。「あと一月もすれば飛べる」と売っていた人が言っていた。
「餌は何?」と聞いたら、「肉」という返事。
「それくらい俺でも知ってるよ。何の肉だ?」と聞いたら「牛肉が一番手に入り易いだろう」という返事だった。
牛肉なんか自分でも毎日食える身分ではない。せいぜいが豚肉を食っていた時代の話である。
「牛肉かよ」と思ったが、確かに牛肉なら簡単に手に入るので、その鷹を最終的に買った。
確か鷹は飼うのはさほど難しくないだろうと自分なりに考えていた。なぜなら、鷹は獲物を取ればそれを食うが時には2日も3日も 獲物が取れないときは餌を食えないがそれでも平気で生きるということをテレビの鷹匠の番組で見たことがあるからだった。
近所で適当な木箱をもらってきて網をはって鳥箱として飼いはじめた。 ある日「牛肉は高いから豚肉はどうだろう」と思って豚肉をくれたことがあったが食ってくれなかった。  腹が減っていなかったのか どうかは分からないが。 以降ずっと牛肉を与えた。

ひと月近く日にちが経つにつれて産毛も段々普通の羽毛に生え変わっていくのが見え鷹らしくなっていった。
部屋の中では鳥箱から出して手に乗せて鷹匠の訓練を始めた。 足の爪が鋭いので手にタオルを巻いてそこに鷹を止まらせた。 口笛の合図で餌もくれるようにしていた。 「これでこの口笛が聞こえれば餌をもらえると分かるだろう」という期待を込めて 続けていった。鷹匠のまねごとをしているつもりだった。しかし、本などは一切読んでもいない。
しかしながら、会社勤めの身分であり一日のうちに鷹と時間を共にできる時間はせいぜい3-4時間だっ
た。 それからしばらくして「もう充分飛べるだろう」と思ったある日ベランダに出て飛ばしてみようと思い立った。 腕に止まらせてベランダに出て、「それっ、飛んでみな」と腕を大きく振り上げて鷹が飛べるようにした。
ばたばたという羽音を残して鷹は飛び立ちすうっと飛んで行きマンションの角を回って飛んでいき視界から消えた。 しばらく待ってみたがなかなか現れないので口笛を吹いて呼んでみた。
すぐに気が付いた「どこか野原かグラウンドのような広い空き地で試してみるべきだったかも知れない」と。
が、鷹は二度と戻って来なかった。 考え方も甘かった。 大失敗だった。今にして思えば「甘い」の一言であった。
何をするにも最低限の勉強は必要だ。それに、慎重でなければならない。

まあ「里親」として、雛のうちに捕らわれた鷹の一羽を引き取り一人前(一羽前?)ちかくまでなに不自由なく育ててやって巣立ちを 見届けてやったことにしようと考え直したら挫折感も吹き飛び気分が晴れた。
その後、しばらくは気に掛けてベランダに戻って来てはいないか注意していたが、ひと月ほどして完全にあきらめた。
「あ~、大失敗」の巻。

別のサイトで鷹について書いています。
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